外国為替の相場はいったいどこで誰が決めているの?

為替相場(為替レート)ですが、毎日、テレビや新聞などのニュースを見ていると、為替相場が毎日変動していることはご存知だと思います。
この為替相場、一体どうやって決まっているのでしょうか?

為替相場は、基本的には為替のマーケットの参加者たちのニーズによって決定します。
例えば、日本で為替相場を報じる際にふれられる円とアメリカドルの交換比率に関しては、円を買いたい人よりもドルを買いたい人が多ければ、ドルが高くなり、その逆であれば円が高くなるといった仕組みです。

上記は簡単にまとめましたが、為替相場を決める要因は、他にも存在します。
日本でのキースですが「政府・日銀による円売り介入・為替介入」。一口で言うと、政府・日銀による為替相場の操作です。為替相場に政府が介入する理由は、日本の景気をコントロールするためです。
円安にして、輸出産業にとって輸出しやすい相場にするなどです。

為替相場では、円高になると輸入業者が得をし、円安になると輸出業者が得をする仕組みとなっています。
これは個人・企業レベルで考えると、円高と円安のどちらかが理想となるのでしょう(海外旅行に行く人にとってはもちろん、円高が好ましい)が、国家レベルで考えると、「極端」な円高も円安も国家経済にとっては好ましくありません。
特に、日本の産業は輸出産業が中心であるがゆえ、円高に傾いた際は、政府が為替相場をある程度コントロールする必要があるのです。もちろんいいことばかりではありませんが、日本の景気回復の方法のひとつであります。

外国為替 奮闘日記

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