円高・円安って聞くけどそれってどういうこと?為替相場にどんな影響があるの?

円高とは?円安とは?

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、つまり、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことを指します。

円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ないことを指します。

例えば、旅先のラスベガスで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替する場合を考えましょう。

為替レートが1ドル= 100円であれば、 1万円を両替すると1万を100で割った100ドルになります。

一方、為替レートが 1ドル= 200円となった場合(円安)には、 1万を200で割った50ドルにしかなりません。

つまり、同じ金額の円について、1ドル=100円の場合の方が、より多くのドルを手に入れることができ、1ドル=100円の方が円高ということになり、逆に1ドル= 200円の場合の方はより少ないドルを手に入れることになり、円安ということになります。

上記2つのケースでラスベガスの物価水準が同じであれば、円高の方が同じ額の円を使ってより多くの買い物をすることができることになり、円安ではそれよりは少ない買い物しかできないことになります。

みなさんが海外旅行に行くときは円高だとうれしい、となります。
逆に円安だと、同じドルでたくさんの日本円と交換することが可能になるので海外からの観光客にとっては好ましい状況となり観光業界が潤ったりします。

外国為替 奮闘日記

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